現在一般に使われているアルツハイマーは、正式にはアルツハイマー型認知症という認知症のひとつを指し、世界で最も多い神経変性疾患と言われています。現在アルツハイマー型認知症の原因は、脳神経細胞の減少や萎縮によって脳の機能が低下し、知能や言語能力、また身体全体の機能が衰えて、最終的に二次性の呼吸器合併症などを引きおし死に至るという事はわかっていますが、詳しくは解明されていません。
脳内の組織に蓄積した結果、脳の神経細胞が死滅して脳(特に大脳皮質)が極端に萎縮し、発病や病状の進行に影響しているという説が有力とされている。
アルツハイマー型はβアミロイドというタンパク質が異常を起こし脳内組織の神経細胞に蓄積すると、神経細胞が死滅して脳の特に大脳皮質が萎縮し、脳機能が低下し知的低下や人格の破壊が起きるという説が有効であるとされています。βアミロイドは定常的に体内で合成、分泌されていますが、正常な状態では酵素により分泌されるとすぐに分解されますが、年齢の増加等により脳内に蓄積されて分解が追いつかずにβアミロイドが過剰に蓄積すると、アルツハイマーの発病となると考えられている。
アルツハイマー型認知症は、初期症状で気づけば病状の移行や認知症への悪化を防ぐことが可能で、また認知症に移行したとしても初期症状で治療すればそれ以上の悪化を防ぐこともできます。
日本国内での認知症の患者数の6割以上がアルツハイマー病と言われ、後期高齢化社会の日本では今世紀半ばにはその患者数は500万人を越えると予想されています。アルツハイマー病を発症する平均年齢は45~50才といわれ、65歳以上になると急増しますが、最近は、10代や20代の若年層においても患者数が増えています。